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『斬る者に切れないもの』part3

仲間というのは心強い

こんなにも心を支えてくれる仲間と出会えた俺は本当に幸せ者なんだろう


「とは言うものの…どうしたもんかね…」


蒸発するかの如く霧散するダーカーを眺めながら小さなため息を吐く


突如現れたファンジに捕まった俺は何処かへ飛ばされてしまい、いざ自力で脱出したものの辺りは暗く、通信も繋がらない

どうやら何処か変な場所へ連れられた様だ


「ん…?なんだこりゃ、レポート?」


今居る場所が分かれば元居た場所にも向かえるだろうと手掛かりを探していると1つの電子資料を見つけ、軽く目を通してみる


「…おいおいおい…『虚空機関』ってこんな目も当てられない事をしてたのか…!?」


資料には数々の人体実験が記されていた


余りにも酷い有り様を見て思わず吐きそうにもなった


「アルル…くそっ、絶対助けてやるからな…」


実験の中には身体中を弄くられてフォトンを抜かれた少女の例もあった

もしこれをされれば体の弱いアルルは間違いなく死んでしまう


そう思うと居てもたっても居られなくなりその場から移動する

「何処に居る…」


迫り来るダーカーを斬り捨て、通った道に屍を積み上げながら暫く歩くと少し広い場所へと出た


「何だこりゃ…すげぇ傷痕…でも古いな」


壁や床には壮大な傷痕がくっきりと残っているものの、どれも古い傷痕ばかりだ


それでもとても強い何かがぶつかりあった場所なのだろう


「ここであった戦いって言えば…六芒均衡か」


ここまでの損傷は恐らく最強のアークスとも言える六芒均衡ぐらい、それにあの時は六芒同士が戦ったとも聞くからきっとここがそうなんだろう


一度だけマリアという六芒の二のアークスの戦いを見たことがあるが別次元とも思ってしまった程だ


きっと俺はそこまでの強さを持てないだろう


「ったく…こんな時に何を…っ!?」


変な事を考えて弱気になってしまった直後、行く手を阻むかの様に何かが上空から降り注いだ


「フォトンブレード!?誰だこら!!」


身を翻し、元居た場所に突き刺さる光る刃を見てすぐにデュアルブレード特有のフォトンで形成された剣だと分かると辺りを見渡した


だが攻撃してきた相手は見たときに戦慄した


「アルル…なのか…!?」


両手にサンゲとヤシャを携えたアルルが物陰から現れてゆっくりとした足取りで俺の前へと立ち塞がった
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